鳳＠bongのpage

私の目で見た中国延辺
３
2002年8月31～9月４日

延吉自治州祝賀の夕、白頭（長白）山に登る

まだ未完成です。

入り口に「国内外の友達を熱烈に歓迎します」とある。

第２日目（9/1）つづく
夕食後７時頃、延辺自治州祝賀の夕べへ行った。
小さいとは言えない会場は超満員だ。
私達は２階の席だ。座席は狭くてちょっと窮屈だった。
演芸は踊りや歌など、大変うまい。現代風西洋バレーのような踊りもあったし、ちょっぴり色気もあった。雰囲気としては、ピョンヤンで見たそれと似ているが、また、中国の感じも混ざったようで、私には新鮮に映った。
内容は、アリラン祭りよりよかったと思う。

足を振る踊りもあった。

第３日目（9/2）
朝５時頃起きた。窓の外を見ると、昨日とはうって変わっていい天気だ。
早めに朝食を取り、白頭（長白）山へ向けてバスは出発だ。
山へ向かう道は舗装されていてきれいだ。道路標識などもハングル文字が書かれていた。
50年記念で最近道がよくなったとのことだ。
この50年記念のイベントのために延吉市内もいたるところがきれいに整備されたとのことだ。
山までは約５時間を走らねばならない。
途中トイレ休憩は２時間おきだ。
バスの中でガイドさんの金さんに、延辺朝鮮族に関する事を聞いた。
金さんの祖先はいつ頃から中国に来たのか。朝鮮族たちの生活様式、教育、結婚、子供のことなどなど。

トンネルの入り口、ハングル文字だ。

料金所の看板もハングルだ。

道路表式もハングル

バスにゆられて、往復約10時間、よく頑張りました。

道路脇には花も咲いて、きれいだ。

第３日目（9/2）つづく
山へ登って行くと、天候は変わりやすいようだ。
すぐ、雲かもやがかかる。
また、のどかな、いなか風景も見られて、いい。
約２時間のところで、休憩場所に着いた。
休憩所と行っても、バラックのトイレと、屋台のようなおみやげを売る人が少しいるだけのところだ。
飲み物や山で取れた薬草、コサリや山菜の乾物などを売っていた。
山ニンジン（山参）と言うものを売っていた。
トイレは早く改良すべきと思う。
朝早くホテルを出たため、ホテルでできなかったので、ここでする事にした。これもいい体験の一つだ。

のどかな風景だ。

休憩所ではアジュモニたちが山菜など売っていた。

トイレ、３人が一緒にできる。するのには、ちょっと勇気がいった。

山ニンジン（山参）

ぶんたさん、韓国語で値段の交渉？

第３日目（9/2）つづく
山頂へ近づくと景色も変わってきた。
辺り一帯松の木があった。「美人松」といって、この辺りしか育たないらしい。
また小さな街だがにぎやかなところに来た。本当はこの町で昼食を取ることになっていたが。
うっかり、ガイドさんと運転手の連絡ミスで、この町を素通りにしてしまった。
関所のようなところについて、バスから降りて、切符を買い、「関所」を通って、まだしばらくバスに乗り、４輪駆動車と乗り換える場所へ。
昼飯を食べるためには食堂が途中にあったので、後戻りをせねばならない。
と言うことで、昼食の代わりにパンをかじることにした。
その代わりに、夕食は豪華なのが当たるだろう。

背の高い美人松

「関所」を通って進む。

バスから降りて歩いてこの「関所」を通る。

「関所」を通ったら、こんなカードをくれた。
郵便はがきになっている。

登る前、うきうきした気持ちだ。

第３日目（9/2）つづく
山頂へは４輪駆動車に乗り換えて登る。１台に６、７人づつ分乗して山頂へ登った。
私は朝鮮族の運転手、金永男さんが運転する車に乗った。
普通、頂上にいるのは30分間ぐらいらしいのところを余分にチップを運転手に渡すことで１時間いることにした。
「今回の旅行のメインの一つで、できるだけ白頭山頂でおれるように、金にはいとめをつけない」と山田さん、おお太っ腹だ。
車は、頂上の近くまで行き、そこから歩いて登る。きつい坂になっていて、すべりやすい。しかし、10分か15分ぐらいで登ったように思う。
白頭山の頂上は風がきつく、寒い。
写真を撮る写真屋やカップラーメン屋もいた。
頂上から天池の湖が見えた。少し雲のようなもやはかかったが、真っ青なきれいな色をしていた。
私達の民族があこがれていた天池、それが目の前に、自分の目で見ているのだ。
できるだけのてっぺんに登った。そして、叫んだ。
「祖国統一万歳！」と。
次は自分の国の方から登りたい。
きっと、もう一度、登ることができるだろう。