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PAGE2002を見学
2002年2月6-7日

 PAGE2002というプリプレスの展示会が2月6、7、8日に東京であった。
私は6、7の二日間参加したが、できれば1週間でも見たい気持ちだった。
PAGEには10数年前行ったきりで、久しぶりの参加だ。
毎年、印刷の展示会には殆ど欠かさず見てきたが、
今回の展示会は、
私には直接関心のない大きな機械が展示されているのに比べて、
その名前の通り、プリプレスに重きを置いているので、私には大いに参考になった。

会場は東京池袋のサンシャインシティー。
私が会場に着いたのは8時半頃、開会式の準備をしている。
受付
私も受付の手続きをすます。
トータルWebデザインソリューション
9時から11時まで文化会館5F501で。

スピーカーは
アドビシステムズ 特別講師:寺坂薫さん。
アドビシステムズの西山正一さん、寺坂 薫さん
DTP/Webのアプリケーション間のシームレスな連携,統合されるWeb制作ワークフロー。制作の効率化とダイナミック,かつインタラクティブなWeb構築を実現する最新Webデザインソリューションをご提案。
説明のメインに私も使っている、GoLiveだ。
寺坂 薫さん
早い始まりなのに満席だ。皆さん関心が高い。
会場が、あっちこっちと分かれて、わかり難い。
セミナーが11時に終わって、部屋を出るとこんなに人混みだ。
FACILISもどんどん新しい利用法を展示している。
取引のある笹徳印刷、「いわゆる印刷屋の展示ですね」と訪ねると、TIS事業部の坪内さん「そうです。このごろは業界の人だけでなく、一般ユーザも見に来ますから」とのこと。
業界紙のブースだ。
CDをつくるツールも出品されている。
今回、一番目に付くのがXML!。ほとんどの組版ソフトはXMLに対応していると唱っている。
お、松井さんも出品者として立っていた。
シータはデータベースを利用して、自動組版を提案。久岡社長、神妙な顔つきだ。
Mac OS X Solutions at PAGE2002
1985年,MacintoshとPostScriptによってDTPが登場し,印刷物制作プロセスは大きく変革されました。以来クリエイティブワークの世界で支持されてきたMacintoshに,2001年,Mac OS Xが登場しました。Mac OS Xは次世代のソリューションを提供するためのプラットフォームとして開発されたOSで,DTP/メディア制作の世界を次のステップへとシフトさせるプラットフォームといえます。(jagat pageより)
アップルは、OS Xを押し進めている。
アドビのブースはすごい人気だ。
すごい人だかりだ。
その主役は、InDesign2.0。発売は2月8日。だが、KBSにモノが入ったのはその一日前の7日。InDesign1.0の時と同じ。
私も、その中に。
モリサワのブース。
モリサワからもオープンタイプフォントを発表した。
これから主流になろうとするOpen Type フォントは、外字が多い。しかも、PSフォントとは違ってプリンターにフォントデーターがなくともプリントができる。
ハイデルベルグ、印刷展示会では大きな機械が展示されているが、今回はなかった。
リョービ、こちらも大きな機械は展示していない。
ハーモニックス、WEB上でのデータベースを。椙下さん。
パーソナル的に少部数の提案。その説明を親切にしてくださった、IBMの正田一彦さん。
アイビーエム、この展示を見て、この会社のイメージが変わった。こんなものもやっているのか、と。
ここにアラビア文字が踊っていたので、見ると「48カ国の組版ができる」システムを展示していた。
その名は「3B2」。Altechの多田さんが懸命に説明をしてくれた。
PAGE2002とは直接関係はないが、会場から近くの新大久保駅にKBSで作成した版下の名盤がホームへ上がる階段のところに飾られていた。それで記念に。
これは2001年1月26日に線路に落ちた人を助けようとして犠牲になった二人を讃えてのもの。


■PAGE2002公式サイト

■JGAS2001を見る(2001/10/19)

■KBSはソフトハウス?(2001/2/8)


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