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ソウル大学に北の旗が掛かれた。これ、本当は反共法にひっかがるはずだが。
■直通電話の必要性一致——南北首脳が初の会談
金大統領、敵対関係の清算を訴える
(朝日新聞より)
【ソウル13日=箱田哲也】史上初めて韓国大統領として朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪問中の金大中大統領は13日、平壌市内の百花園迎賓館で金正日・労働党総書記(国防委員長)との1回目の首脳会談に臨んだ。南北とも随行員を伴っての拡大会談で、27分間話し合った。両首脳は首脳間ホットラインの必要性で意見が一致。韓国の梁栄植・統一省次官はソウルでの記者会見で「両首脳は民族の和解と協力を図っていくことにした」とも述べた。一方、金総書記は首脳会談で「世界が金大統領の訪問の理由に注目している。3日間でその疑問に答えなければならない」と語り、会談の成果を上げるための努力を促した。
韓国政府によると、両首脳は会談前に「格式張った話し合いはしない」ことで意見を一致させ、和やかな雰囲気で協議を進めた。
金大統領は首脳会談の後、万寿台議事堂を訪ね、金永南・最高人民会議常任委員長を表敬訪問した。金委員長は「我々が協力すれば『統一列車』に楽しく乗れる日も遠くはない」と述べた。
その後、万寿台芸術劇場で歌と踊りの公演を観覧し、人民文化宮殿で北朝鮮側主催の晩さん会に臨み、初日の日程を終えた。金総書記は晩さん会には姿を現さなかった。
同行している韓国記者団の共同取材によると、金総書記は首脳会談で、1994年に父親の故金日成主席と当時の金泳三・韓国大統領が首脳会談開催で合意した時のことを挙げ、「(金泳三大統領は)国連にまで要請して資料を取り寄せたようだが、直通電話一本あれば、すべて資料をあげたのに」と述べた。これに対し金大統領は「同感だ。今後は直接に連絡できるようにしなければ」と答え、直通連絡ルートを設置したい意向を示した。
金大統領は「敵対的な南北関係を清算し、和解と協力の時代を開いていくべきだ」と強調。金総書記は「金大統領がなぜ北を訪問し、なぜ私が受け入れたのか世界が注目している。2泊3日の間に答えを出さなければならない。その事業のためにも大統領だけでなく(同行している)閣僚も寄与してくれるようお願いする」と述べた。韓国側の経済支援などを暗に求めた発言とみられる。
また、金大統領は晩さん会でのあいさつで「半世紀の間、閉ざされてきた道を開いていきましょう。互いに力を合わせ、途中で切れてしまっている鉄道をもう一度結び、海路も開き、空路も開設していきましょう」と呼びかけた。
訪朝団に随行している大統領スポークスマンは平壌で同行記者団に対し、「我々は空港に金正日国防委員長が出迎えてくれるとは聞いていなかった」と述べた。
また、当初の予定では、13、14の両日に首脳同士の単独会談があるとされていた日程が変更されたことについては「明日は単独の会談がある。今後はすべて事前合意通りの日程で進むだろう」と見通しを語った。14日は首脳同士の初の単独会談を実施した後、再び拡大会談を開くとみられている。